Ⅳ型脂質異常症は大別すると次の図A、Bに示す2種類あります。図Aは典型的なⅣ型で、Ⅱb型に似ており、図BはLDLのバンドがブロード状(広く低いテ―リング状態に見える)タイプで糖尿病の患者に比較的多く見られるタイプです。
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A タイプ 典型的なⅣ型(Ⅱb型に近い)例 |
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B タイプ LDL分画 が低くIDLやsdLDLが多い例 |
図Aに見られる疾患群は、ヘテロFHに近く、LDL受容体の異常等考えられ易酸化LDL産生体質の可能性が有ります(第26報参照)。
また図Bの疾患群は比較的糖尿病患者に多く見られ、IDLや sdLDLの出現が多いことでわかります。この原因は、アポEの代謝異常が考えられ、そのほとんどかアポEのホモかヘテロタイプ(E2/4、3/4、4/4等)で、易酸化LDL産生体質が疑われます。但しWHO型脂質異常症と診断されなくともそのボーダーラインの場合もありますので易酸化LDL産生体質の検査が必要になります。
