
動脈硬化(心筋梗塞等)の新予防法
動脈硬化を原因とする心筋梗塞や悩梗塞の死亡率は結構多く2024年厚労省の統計によると下記のようになっています。
| 1位 | 悪性腫瘍(癌) | 23.9% |
| 2位 | 心疾患(高血圧を除く) | 14.1% |
| 3位 | 老衰 | 12.9% |
| 4位 | 脳血管疾患 | 6.4% |
心疾患と脳血管疾患を合わせると20.5%となり悪性腫瘍と並び20%を超えます。
何れにしても悩梗塞、心筋梗塞や高血圧は動脈硬化の予防が出発点となります。
しかし動脈硬化の成因(酸化LDL出現の謎)に迫る簡単な検査法がありませんでした。
本ホームページ第1報から第24報までを見ていただいた方々にはもうお分かりと思いますが、動脈硬化の成因となる酸化LDLの発生(第5報)は若いころから非常にゆっくり進んでおり、中高年に心筋梗塞や脳梗塞が突然発症します(個人差がある)。心筋梗塞の発生は動脈硬化が相当進んだ状態を意味します(第3報、第4報、第5報参照)。心筋梗塞や脳梗塞は発症してしまってからは簡単に治りませんので、事前に予防しなければならないことをご理解して戴きたい(早期予防の必要性)。
動脈硬化の早期発見の重要性
我々は動脈硬化を早期発見する方法として従来から使われていた測定法であるポリアクリルアミドゲルディスク電気泳動法(既に保険収債済)の新しい活用法である「易酸化LDLを測定する方法」を発見し特許を出願し登録されたことを本ホームページで紹介しました(第7報、第8報、第9報参照)。
動脈硬化を予防する点からLDL粒子が酸化される前、すなわち易酸化LDLの測定法を発見したことが動脈硬化の予防の出発点であると考えております(酸化したLDLは測定できません……すぐマクロファージにとりこまれ血液中に出現するのは超々微量であるため)。
従ってLDL粒子が酸化してしまったら予防が出来ないので如何に早く易酸化LDLが多い人(易酸化LDL産生体質患者)を見つけ積極的な治療をする必要があります。そのためにはまず患者が易酸化LDL産生体質であるかどうかを検査する必要があり、易酸化LDL産生体質である場合徹底的そのリスクを除去する必要があります。 従って自費検査で「易酸化LDL産生体質」と指摘された患者様は、患者個人では対応できませんので、かかりつけ医か主治医と相談の上治療を開始してください。ところで易酸化LDLと言う言葉自体が生まれて間が無く厚労省も気付いておらずお医者様も知らない方が沢山おられます。動脈硬化の予防と言う観点から、総コレステールやLDLコレステール及び中性脂肪値がどの位になったらどういうエビデンスのある予防ガイドラインがありません。
すべて医師に任せきりでした。個人差がある動脈硬化の予防のための総コレステールやLDLコレステール及び中性脂肪値に代わる予防のための検査法が無かったからです。