第23報 Ⅲ型脂質異常症で解かる
LDLコレステロール低くても心筋梗塞が起こる謎 2

この濃度図は第14報で紹介したWHO型のⅤ型脂質異常症(TC:265mg/dL,TG:1001mg/dL)といわれる患者の濃度図(黄色)です。上記濃度図で黒い実線だけの濃度図が健常者の濃度波形です。

図で解かるようにIDL,LDL,sdLDLが殆んど無い患者がⅤ型脂質異常症の特徴です。このようにIDL,LDL,sdLDL粒子が少ない(または無い)患者にも事実上動脈硬化や心筋梗塞が起こっています。

従ってLDLコレステロールが悪玉コレステロールでこれが多いと動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞になるというのは間違いということを理解して頂けたと思います。

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