
ヒトの体内にはタンパク質や核酸(遺伝子)を酸化させる物質が沢山あり、総称して「活性酸素」と言われています。しかし前第3報で述べたようにすべてのLDL粒子が汚れてしまうわけではありません。(別の服を着たLDL粒子は汚れません=酸化されません)。
LDL粒子には活性酸素に汚されない(酸化されない)仕組みが備わっています。この点、研究者たちは誰も発表していません(未解明)。
体内にはLDL粒子は非常に沢山ありその上、三度の食事でどんどん補給されるので酸化LDLが無制限に増えるはずですが、そういうことが無いことから酸化されない仕組みが必ずあるという結論になります。
しかし「酸化されない仕組み」の盲点により運悪く酸化されたわずかなLDL粒子があったとしても、それは第3報で述べた白血球の仲間であるマクロファージが捉え処理してくれます。しかし運の悪いLDL(酸化しやすいLDL)が増えれば第3報で述べたように様に動脈硬化巣に蓄積し心筋梗塞を起こします。
㊟ 一般的に言われている悪玉コレステロールとは、上記汚れた服を着たLDL粒子のことで、中身のLDL粒子中のコレステロールそのものではありません。


【記事一覧】
第1報 動脈硬化の発生原因が解明されました
第2報 LDL粒子とは何者か?
第3報 何故LDL粒子は酸化されるのでしょうか?(No.1)
第4報 なぜLDL粒子は酸化されるのか? (No.2)
第5報 なぜLDL粒子は酸化されるのか? (No.3)
第6報 第5報で述べた「易酸化LDL」の有無をあらかじめ日常検査で調べることができます
第7報 「易酸化LDL」の特許広報
第8報 「LDL粒子生成の秘密」
第9報 課題「検体を37℃2時間インキュベーションしただけで何故 易酸化LDL存在が解るのですか?」
第10報 易酸化LDLの測定
第11報 リポタンパク質の測定法
第12報 ポリアクリルアミドゲルディスク電気泳動(PAGE)法による健常者の濃度図
第13報 脂質異常症(高脂血症)のWHO型の判定(Classification)
第14報 脂質異常症の改変WHO型判定法のアルゴリズム
第15報 脂質異常症のWHO型判定結果の読み方
第16報 動脈硬化の発生原因が解明されました No.2