株式会社明日香特殊検査研究所はリポ蛋白分画を専門とする体外診断薬メーカーです。

会社方針

「ありがとう」 　　
　　　医師の言葉が身に沁みぬ 　　　　
　　　　　　　　　我の検査が役に立つとき

1. お客様の期待やニーズにお応えするため、高品質な製品の供給と迅速な製品開発に誠心誠意取り組みます。
2. 組織全体においてQMSを継続的に改善し、品質の向上と製品の安定供給を実現します。

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社長メッセージ

　近年高齢化が進む我が国の医療保険制度は、このままでは立ち行かなくなる可能性が指摘されております。特に医薬品と検査について、今後も保険点数の引き下げが続くものと予測されております。既に病院の検査室は大手の検査センターによるFMS(検査室のフランチャイズ)化が進み、市場は集約型を目指しています。最近集団検診が成人病の早期発見の唯一の方法という考え方から、早期発見の有効な方法という概念に統一されてきました。 実際自分の健康は自分で守るという自己責任の時代が訪れようとしています。
  当社は、創設者臨床検査技師の松田が長年取り組んでまいりました電気泳動の技術を新しい意味で活用し、電気泳動などの特殊検査を中心とした分離分析の維持発展を目指します。このなかで従来の測定法に変わり、最近良く普及してきたCCDカメラの画像から濃度定量が出来る方法をについて特許を取得し実用化を始めました(特許第4211463号、代表者の特許)。 その一例を挙げますと、最近メタボリックシンドロームと言う言葉が一般化していますが、これら生活習慣病に係わる検査は、早期発見が難しいと言われていますが、当社ではその原因物質の一部である「超悪玉の脂質検査(リポ蛋白分画ディスク電気泳動法、リポフォーＡＳ、健康保険収載済み)を販売 (特許第4120011号) 始めました。心筋梗塞の早期発見や治療などに使用されています。
  また最近ベットサイド検査として注目を浴びているPOCTについて、より正確で簡便な検査機器と試薬、特に癌関連物質などの微量蛋白質の免疫学的測定法の機器と試薬の研究開発・製造・販売も行って行きます。その中では、超高感度の測定法「非液相型化学発光酵素免疫測定法および測定キット」の特許（ＵＳ8,137,986B2、ＥＰ1965212）を北海道大学らと共同で取得しました。現在実用化に向けて開発を続けております。
  今後より質の高い検査とその測定機器等で社会に貢献できることを願っておりますので、ご支援とご協力を心からお願い申し上げます。

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